ホワイトな東証一部上場企業に勤務するワイが、新入社員の残業時間を公開します。
入社前の人や入社一年目の人は、他企業で働くほかの人がどれぐらい残業しているのか気になりますよね。
そこで、世間からもホワイト企業と名高い企業に勤める私が「社会人1年目の残業時間」を公開します。
ホワイト企業の実態を暴露しますので、参考にしてみてください!
- ホワイト企業の新入社員の残業時間
- 20代の残業時間平均
- 残業の少ない会社に勤めるメリット・デメリット
社会人1年目の残業は0でした
結論から言うと、社会人1年目の残業時間は0時間でした。
ほんまに0時間なん?
0時間なんだけど、実際は0時間ではないんよな….
どういうこっちゃ。詳しく。
とはいえ実は残業時間は0ではない
残業時間は書類上は0時間ですが、実際はチョコチョコやってました。
具体的には1日15~30分ぐらい。月換算だと5~10時間ぐらいでしょうか。
というのも、私の会社は研修期間に残業をしても残業時間として計上されないんですよね。
くそだるい研修をやらされて、したくもない残業をやって残業代はゼロ。
同期と愚痴ばっか言ってましたね。笑
「研修でお金がもらえるんだから文句は言うな」という声も聞こえてきそうですが、いまどきお金の出さない新人研修をする企業なんてないと思いますし、出すのが普通でしょう?
そもそも研修のプログラムがどう考えても時間内におさまる内容ではなくて、就業後にしわ寄せがくる感じで、もっと考えてプログラムを組んでよって感じでした。
「残業代出さないなら、定時内に終わるプログラムにしろよ。」以上。
これから企業に勤め始める人は、いくらホワイト企業でも少しばかりの残業は覚悟しておいた方が良いと思います。
まぁこれでもかなりマシな方だとは思うんですけどね。もっとヒドい会社はいくらでもあると思います。
ちなみに研修期間が終わっても残業はチョコチョコありました。新人は残業をしちゃだめだから、勤務時間の入力は定時ぴったりだけど実際はもう少し働くって感じです。
2年目以降はフレックス制度が導入されて、勤怠の入力時間を実労働時間とぴったり合わせられるようになりました。
新入社員の残業時間平均は?
新入社員の残業時間平均のデータはありませんが、ほとんどの企業で月10時間もいかないと思います。
というのも、残業しても会社に利益をもたらせないので、残業をさせる意味がないからです。
ちなみに、年代別の残業時間平均は以下です。
2018年の20代の残業平均時間は28.1時間となっています。
年々残業時間は減少傾向にあることもわかりますね。
働き方改革の効果もあって、今後も残業時間は減る傾向にあると思います。
残業は無限にできるものではなく、36(サブロク)協定で限度が定められており、月45時間です。
業種によって例外もありますが、月45時間以上の残業をする会社は多くないと言って良いでしょう。
時代は変わっていくねぇ
残業が少ない会社ランキングトップ10
残業が少なく有給休暇が多く取れる企業ランキングのトップ10は以下です。
1位の日本食券ホールディングスは月残業時間が0.8時間です。ここまでくると圧巻ですね。
月平均残業時間が10時間を下回ってくると、超ホワイト企業を名乗ってもよさそうです。
ちなみに、このへんの残業時間の少ない会社や有給消化率などを調べたければ、就活四季報が便利ですので気になる人は要チェックです。
あんたの会社はここにランクインしてるん?
秘密です。
クソが。
残業のメリット・デメリット
残業の少ない会社はメリットばかりではありません。
残業が少ないメリット・デメリットは以下です。
- 自分の時間がたくさん取れる
- 健康になれる
- 労働効率が上がる
- 給料が少ない
- 仕事がしたくてもできない
ざっと上記の感じです。
残業が少ない最大のメリットは時間の確保
残業が少ないことの最大のメリットは時間が確保できることです。
残業時間が月10時間を切ってくると1日の残業時間は30分程度なので、終業後に自分の時間をたっぷり確保できます。
残業時間が月10時間のサラリーマンの生活は以下の感じです。
- 7:00 起床
- 9:00~18:00 就業
- 18:30 帰宅
- ~20:00 夕飯・お風呂
- 20:00~24:00 自由時間
- 24:00 就寝
平日でも自由時間が4時間とれます。
起きたら会社行って帰ったら寝るだけ、みたいな社会人のイメージとは全く違って、自由時間がたっぷりあるのでQOLが爆上がりします。
私も上記のような生活を送っているのですが、社会人としてのストレスがあまりありません。
終業後に飲みに行ったりネットサーフィンしたり、リフレッシュする時間がたっぷりあるので、おのずとストレスは軽減されます。
やりたいことがあって、自分の時間が足りない!って人は、残業時間の少ない会社に勤めることを強くオススメします。
残業が少ない最大のデメリットは給料が少ないこと
残業が少ないと残業代も少ないので、給料も少なくなります。
給料が少ないを痛手と感じる人は多いはずです。
特に若くて働き盛りの人は、「体力も有り余っているのでもっと働いてもっと稼ぎたい!」って人もたくさんいるのではないでしょうか。(私は20代ですが、働きたくありません。)
実際、月30時間残業するのとしないのでは、時給2,000円で換算すると6万円差が出てきます。これは大きいですよね。
自分の時間は土日だけでいいから、とにかく働きたい!と言う人は残業の多い会社がいいですね。
ただし、働きすぎて健康が損なわれたら意味がありませんので、ほどほどにです。
健康はなによりも大切やからな
そうです。命よりも大切な物はないで。
残業が多いからといって転職するべき?
残業が多くて辛い!って人が転職すべきかと言うと、必ずしもそうではないと思います。
私は新入社員の頃、自分が周りよりもできなくて毎日「会社を辞めたい」と思っていましたが、今ではこの会社でよかったと思えています。
ネットには、すぐに転職を勧める記事が溢れていますが(大人の事情で)、自分が一度選んだ会社を軽々しく辞めるのはあまりオススメしません。
5年ほど前に日立製作所の社員が転職して、激しく後悔するブログ記事がアップされ、大きな反響を呼びました。
現在は該当記事は非公開ですが、別記事でまとめられています。→ 元日立社員が転職を激しく後悔! 「土下座してでも戻りたい」にネット「失敗じゃない。次行けばいい」
結局、転職して成功する人も失敗する人もどちらもいるので、転職が絶対良い!なんてことが全員に当てはまるはずがないのです。
その人の状況次第で転職するべきかどうかは見極めるべきですし、ツイッターに溢れているしょうもないインフルエンサーの声に思考停止で賛同して、転職して人生大失敗、なんてことになるのはアホらしいです。
少なくとも、転職をオススメする人はなぜオススメしているかをちゃんと理解しておくべきですね。(答えは、転職させるとお金がもらえるから)
個人的には、病まない程度の辛さであれば3年は様子を見てみることをオススメします。
仕事ができるようになってきたらやりがいや楽しさも増してくるので、それを味わわずにやめるのは少しもったいないと感じます。
他人の声を鵜呑みにせずに、自分の頭でしっかり考えることが大事です。
残業は今後も減っていくでしょう
働き方改革が今後も進み、残業時間はこれからも減っていくと予想されます。
そうなってくると自由時間が増え収入が減るので、自由時間を使って本業以外の収入も得ることを考えるのも手です。
私も副業で月数万程度稼いでいますが、リスク分散になるのでオススメです。
もし会社が潰れても、副業をやっているのとやっていないのでは心の余裕が変わってきます。
会社に依存しすぎずに、自分の手で稼ぐ方法を模索してもいいかもしれませんね。
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